鳥海山北麓の清流に遊ぶ






 秋田県

 子吉川水系漁業協同組合             初冠雪の鳥海山

 漁協の紹介


   子吉川水系漁協は、誰もが憩える豊かな水辺のある子吉川を目指し、子吉川流域の自然環境を守りながら、さくらます・あゆ・いわな・やまめ・こい・もくずがになどを放流しています。



         ■ 漁協名 : 子吉川水系漁業協同組合
         ■ 所在地 : 由利本荘市埋田字元工伝20番地(主たる事務所)
         ■ 代表者 : 代表理事組合長 鈴木 学
         ■ 設立  : 昭和39年10月1日
         ■ 管内地区の管轄範囲
             鳥海地区 : 旧鳥海町 子吉川本流上流域・笹子川・直根川・鶯川下流域から子吉川合流点まで
             矢島地区 : 旧矢島町 子吉川本流上中流域・鶯川上中流域
             由利地区 : 旧由利町 子吉川本流中流域
             鮎川地区 : 旧由利町・にかほ市の一部 鮎川流域
             子吉地区 : 旧本荘市 子吉川本流中下流域
             高瀬川地区: 旧東由利町・雄勝郡羽後町の一部 石沢川上中流域
             石沢地区 : 旧本荘市 石沢川下流域から子吉川合流点まで
             本荘地区 : 旧本荘市 子吉川下流域から河口まで
             芋川地区 : 旧大内町・横手市の一部 芋川


  子吉川水系流域図
   



≪子吉川の概要≫

霊峰鳥海山を水面に映しながらゆったりと高瀬川地区を流れる石沢川
 





    一級水系子吉川(こよしがわ)は秋田県と山形県境にそびえる標高2,236mの霊峰鳥海山北嶺に源を発し、
   秋田県南部の由利本荘市を流れ、旧本荘市市街西部で日本海に注ぐ流長63kmの河川です。

    水系の流域は由利本荘市に加え、秋田市・横手市・にかほ市・雄勝郡羽後町の一部にまで流域面積は1,520
   平方kmと秋田県内では雄物川、米代川に次ぐ第三の規模の河川で、おもな一級河川の支流だけでも大内地
   域の芋川地区を流れる芋川、旧郡協を越え羽後町から東由利・石沢地域を流れる石沢川・鳥海地域を流れる
   笹子川・直根川、鳥海山の最源流部から鳥海・矢島地区境を流れ下る鶯川、鮎川地区を流れる鮎川などがあ
   り、流域には複数の発電所も稼動しています。
 
    流域には指定魚類を含め数多くの動植物が生息し、豊かな川を形成しています。
    鳥海地区・矢島地区ではアユ・イワナ・ヤマメ、由利地区・鮎川地区ではアユ・サクラマス・子吉地区では鯉・
   サクラマス・ヤツメウナギ・高瀬川地区ではイワナ・ヤマメ・アユ・モクズガニ、石沢地区ではアユ・サクラマス・モクズガ
   ニ、本荘地区ではサクラマスやコイ・ヤツメウナギ・モクズガニ、芋川ではコイ・イワナ・ヤマメなどの漁が盛んにおこな
   われています。
    春のアユの遡上は堰堤下の川面が真っ黒に染まるほどで一見の価値があります。

    このほか、流域には主なものだけでも魚類がカジカ、アブラハヤ・ドジョウ・オオヨシノボリ(ハゼ)など、鳥類も河口
   から中流域にかけてはサギ・オオヨシキリ・カワセミなど、深山の渓流ではヤマセミの姿も見かけることがあります。
    
    また、初夏には河口近くの気水域ではスズキがよく釣れ、秋の石沢川ではサケが群れを成して堰堤を越えて遡上
   する姿が見られます。

    子吉川の上流である鳥海地区の百宅集落には2028年度の完成を目指して、集水面積83.9km2、総貯水容
   量約4,680万m3の鳥海ダム建設工事が進められています。

日本の滝百選にも選ばれた、子吉川源流域の上玉田川から下玉田川に流れ落ちる鳥海山北嶺の名瀑 鳥海地区の法体の滝




矢島地区を流れる春の鶯川




鳥海地区を流れる秋の下玉田川




秋の石沢川の堰堤を遡上する鮭



鳥海ダム完成イメージ(鳥海ダム工事事務所HPより)
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